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□標的8
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本日ハ晴天ナリ…。
今現在…俺達は海へ来ています。
ちなみに、なんで海にいるかと言うと……
『夏だ!!海だ!!かき氷だぁァァア!!いっやほぉォ☆(笑)』
この人…遥のせいです。
『うるせぇ……つーか死ね。眠い…』
『テンション高いね〜』
『元気がいいって事だけどね…υ』
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現在の時刻…朝7時
俺の部屋に一人の女の子が豪快に入ってきた
バンッ
『ツナー!!葵ー!!海行こ!う・みっ☆』
キャハと効果音がつきそうなくらいに笑顔でいう遥。
「ねぇ遥……今何時?」
『朝7時だよ〜☆』
「…なんでまた…海なんか…υ」
『行くって約束したじゃーん!!』
「Σしてないんだけど!?」
『もーそんな事いいから〜早く用意してよー!!葵もいつまでも寝てないで〜!!』
そう言って、遥が葵の体を揺すると少し葵が動いた。
『んっ…………
……いっぺん死ねや』
『Σひいぃっ!!(泣』
「Σ怖っ!!」
急に起こされた+低血圧で不機嫌MAXの葵に遥は怯えていた……が
『………………う…海ー!!行きたい…なー!!υ』
「(諦めてねー!!この人本物の馬鹿だー!!つーかどんだけ海行きたいの!?)」
『……チッ…地獄に落ちろ…』
すごく低い声でどす黒いオーラを出しながらボソッと呟く葵にさすがに遥も懲りたのか、無言で部屋を出ていった…
「さすがに諦めたかな…?υ俺ももう一眠りしよう…」
しかし10分後…遥が紗結を連れてきて、結局葵は可愛いくおねだりされてしまい、しぶしぶ起きているのであった。
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