さいごに…
なんとか無事に終わりました。
「白き岸壁の果てに……」はサイトを立ち上げた時からの連載で、とても思い入れのある作品です。
お陰様で皆様の温かい御支援にて完結することが出来ました。改めてこの場でお礼申し上げます。
この作品は、R指定がついてしまうちょっと年齢層高めな話でしたが、一話一話完結もののつもりで書きました。
時間軸バラバラっぽかったので、分かり辛いところもあったと思いますが、続きの時は題名をそれらしくしたつもりです。
本編に書かなかった裏話ですが、ヒロインが元の世界に帰ってからミルフィオーレは白蘭さんの無気力のせいで結局ボロ負けします。本当なら殺されるはずの白蘭さんは、しかし突然戦意を喪失した白蘭さんに不信を感じた綱吉くんが捕まえたミルフィオーレの人間に片っ端から原因を聞いて理由を知り、最後は白蘭さんを死んだことにして、異世界への追放のような形をとったのです。きっと骸さんも一役買ったと思いますよ。
狂愛を謳ってる割にちっとも狂愛じゃなかった気がしますが、全ては意外と強情に純愛路線を突っ走っていった白蘭さんと、意外と忍耐強く強かなヒロインのおかげで最後は大団円という形になりました。
けど白蘭さんの気持ちが通じた時に複数の方から「良かったね、白蘭!!」とのお言葉を頂けて皆様かなり白蘭さんのことを応援しててくれたんだな、と心がほっこりしたのを憶えています。
最後まで読んでいただきありがとうございます。また応援してくださった方々にもお礼申し上げます。
これで、この話はお終いです。
本当にありがとうございました。
2009.05.18 暁野花奏
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