REBORN 短編
□お化け屋敷
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私の膝に頭を乗せ、目を閉じる。
ああ、恭弥の寝顔は本当に綺麗ね。
「…本当に寝てる」
当たり前か。
それにしても、本当に嫌いだったのね。
意外と可愛いとこもあるじゃない。
私よりビビりじゃない。
恭弥に言わせれば
「君は怖いもの知らず」
らしい。
それなりに怖がってるのよ?
でも、貴方がいるから。
貴方がいるから、安心できるの。
貴方がいるなら何も怖くないわ。
膝の上の温もりは
(可愛い貴方の愛しい温もり)
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