BOOK
□Your
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わけあって夏休み中、
影野の家に居候することになったマックスは
床に寝そべりながら、イチゴ味のかき氷をほおばる――
【Your】
「あついなー………影野ぉー暑くない?
それ、なに味なの?」
かき氷を置いて影野のそばまで近寄る
「ん……メロン味だよv 食べるかい?」
あっ、影野が口付けたスプーン!!
僕の口に運ばれていく――――
「あぁーんv………おいひぃー!
冷たすぎてアタマいたい……うぅ」
すると ―― ぴと――――
ふと頭に何かがあたる………
えっ………えー!!
かっ影野!?………顔が近い。
いっ今のってもしかして――――きす???
影野はと言うと
真っ赤な顔であたふたしているマックスの反応を見て楽しんでいるv
「フフフ………かわいい子
氷溶けちゃうよっ――」