7周年企画小説
□【キラオオカミの恋】
2ページ/2ページ
「…これ、やるよ」
キラーは持ってきたお菓子をリっちゃんに渡しました。
「ぇ??」
「その…さ、泣いてばっかだと、腹減るぞ??先輩が作ったお菓子なんだけどさ、すっげー美味いぞ」
キラーはにっこりと笑いながら言いました。
「有難う」
リっちゃんも、ようやく笑いました。
それを見たキラーは
胸が何かに満たされた感じがして…
すごくすごく
嬉しくなりました。
「やっと笑ったね…」
めでたしめでたし
†後書き…†
音楽お題その4。
お題にした曲は彩 冷 え る -a y a b ie-の『メーフィッシュのうた、恋柄の水泡』でした。
すっごく可愛いくて切ない歌なんですよ。
キラオオカミとウサリっちゃんの話を書く時は、大体これ聴いてます。
つか寧ろ、出だしのピアノのメロディーが、どうもキラーがちょこちょこ歩いていて、茂みからリっちゃんを覗いてるようなイメージしか無かったのね〜。
リっちゃんが泣いてた理由は寂しかったから…(笑)
…脳内じゃ、かなり寂しがりです。
さすがウサギ(笑…ぇ??)
絵本調に仕上げたのは、パラレルだから。
ポップンと悪魔城を知ってれば更に楽しいこの話(笑)
書いてる本人は物凄く楽しんで書いてました。