雑記帳

□露出狂の優越
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「アッシュ、何度言えば分かるんだっ!!その変態じみた格好をやめろっ!!!」
とある森の中…。
アッシュの素肌にロングコートという、いかにも変質者みたいな格好に注意するDeuilのリーダーユーリ。
「いいじゃないッスか〜客うけ良いんだし〜Vv」
ユーリに相変わらずのLOVE光線(死)を送ってひっつくアッシュ。
「もっ…ひっつくなぁ〜///」
嫌々と首を横に振りながら拒否をする。
「照れなくて良いじゃないッスか。誰もいませんってこんなへんぴな森の中に♪」
なぁんて言いながらユーリの服を脱がそうとする狼さん。こいつに一般常識は通用しないようで(笑)
と、そんな時聞こえてきましたこんな声…。
「お前!!26にもなってその格好はなんだっ!!」
ルンルン気分で服を脱がそうとしていた狼さんは手を止めて「ちっ…」と舌打ち。
そして「救われた〜」とかなり安心するユーリ(笑)
「別に誰がどんなの着ようが関係ないだろ」
「あるっ!!大ありだぁ〜っ!!!」
どうやら彼等も服装の事で言い争っているみたいで。
まぁとりあえず行ってみる事に…。
で、そこにいましたのは、お前、そのズボンは下げすぎだろっ!!!と誰が見ても言いたくなる位、ズボンを下げに下げまくってる赤髪の青年と、方やしっかりばっちり着込んでいる銀髪の青年。
「お前のその格好で街中かっ歩してみろっ!!!何時か公然猥褻罪で捕まるぞっ!!」
「お前の気持ち良く分かるっ!!!」
と思わず銀髪の青年に近付いていった、死神の鎌を持つと噂の吸血鬼さん。
「分かってくれるか!?」
銀髪の青年はユーリの手をしっかりと握り、目を輝かせていた。
無言で首を縦に振る吸血鬼さん(笑)
「あいつも中々言うことを聞いてくれんのだよ…」
アッシュ指差し半泣き…。
「む…これはまたいかにも変質者そのものな格好だな…」
アッシュをマジマジ見ながら言った。
「だろ???止めろって散々っぱら言ってるのに聞く耳持たずなんだっ!!!」
あぁ…まともな奴がいてくれて本当に良かったと心底思うユーリ。
「分かるぞその気持ち。アイザックの奴も見てくれ!!あの歩く猥褻罪な格好をっ!!!」
「ヘクターおまっ…誰が歩くワイセツ罪だぁぁっ!!!」
愛用の槍を握り締め叫ぶ赤毛の悪魔精錬士。
「うわぁ〜…」
アイザックのあまりにも酷い腰パンぶりに軽〜く引いちゃったユーリ。
「26にもなってあれは無いだろっ!?若気の至りも通用しない歳なんだよ」
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