THE SHINE

□道標
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「ん?なんで??」
一端、アッシュの手が頭から離れる。
「私は、闇の住人だろ?しかも闇を一番好むヴァンパイアだろ?」
「うん…」
「なのに…それなのに、闇は私の味方のハズなのに、私は闇を畏怖している…」
「…」
「おかしいと…思わないか??」
「思わねぇ…」
アッシュが抱き締めてくれた。
「思わねぇッスよ…ユーリは光を求めたから、闇が怖くていいんス」
彼は言う。そして…
「例えユーリが独りで闇の中に落ちても、オレが導くから…」
と言ってくれた。

─あぁ…そうか…
あの夢の星は、お前だったんだな…アッシュ
ワタシヲミチビクヒカリ…─

「そう…か…」
「そうッスよ」

眩しい朝に微かな笑い声が部屋に響いた。

─ねぇ、ユーリ…

ん?

どんな夢見てたんスか??

暗闇の中にいた夢…

恐かったッスね…

でも…お前が光に導いてくれた…

そうッスか。
良かった…ユーリを導けて…

ありがとう…な///

END...?
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