呪われた人々

□マイルームへいらっしゃい(笑+‡)
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『何してるのあんたら…』
思わず聞いた死神さん。
「何って…私はお茶を飲んでるのよ。貴方もいかが??」
にっこり笑って紅茶を差し出す少女に『あ、どうも…』と受け取っちゃった死神さん。
『って、そうじゃなくて!!!』
「ぁ、あの二人の邪魔はしないでね。時間がかかりそうだから」
なんて、やっぱり笑顔で言う18世紀の腐女子様(笑)
「リディ!誤解だぁぁっ!!!おれはリディを……」
「またまたぁ。ジュスト本当は嬉しいのよね」
「男に迫られて嬉しいわけ無いだろぉぉっ!!」
なんて、半泣きの魔法も使える若いヴァンパイアハンター。
「ジュスト、嘘は駄目よ。ね???」
「だから何でそうなるんだぁぁっ(泣)」
「ほら、リディも公認なんだし、良いじゃないか」
「良いわけねぇだろアホ〜っ!!!」
なんて光景を見ていて、『何時の時代も友達に恵まれねぇな…ベルモンド家…』と、ちら〜り思っちゃった死神さん。
「おいコラ死神っ!!!今友達に縁がねぇなとか思わなかったか???(涙目で睨みつけ)」
「何っ!!きっ様そんな事思ったのか!??(ステラソードスタンバイOK…笑)」
『お…思ってません…』
「そうよね〜。私達はとぉ〜ても仲良しなんだから。あ、でもでも、私とマクシームはライバルね。一応私もジュストが好きだから」
「い…一応なのか…」
腐女子なお嬢様の「一応」発言にちょっと凹んだジュスト君。
「そう落ち込むなって。お前には俺がいるじゃないか」
と、またまた迫る忍者っぽい親友(笑)
「リディ!!一応好きなら助けてくれぇぇっ」
泣き叫ぶ魔法使いハンター。
「嫌よ(比較的即答)。こんな面白い事は他に無いもの。私はいないと思って、自由に好きな事やっちゃって頂戴」
にっこり笑う腐女子なお嬢様。
もうそこは別世界。
そしてここは腐っても悪魔城(笑)
『って、無視すなぁ〜っ!!!大体人の城で何してんだあんた等〜っ!!!』
ようやく発言出来る死神さん。
危うく当初の目的を忘れる所でした(笑)
「だってぇ〜、せっかくジュストがこぉ〜んな素敵な部屋を作ったんですもの。使わないと経費の無駄だわ」
『経費で済ますなぁっ!!つか経費で落ちるかぁぁっ!!!』
「え〜。経費で落ちないのぉ?じゃあ家賃払うわ」
『だかっ…そういう意味じゃなくてっ!!!つかベルモンドっ!!!大体あんた何で人の城に勝手に自分の部屋作ってんだぁっ!!!』
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