雑記帳

□年忘れハチャメチャ大騒動劇
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「あぁ〜!!マティおにぃちゃんだぁ〜!!」
「こんばんわぁ〜」
「はい、リーヤ君にエリューちゃん。こんばんは」
しゃがんで頭を撫でるマティアス。
「では皆さん此方へ…」
と案内されましたは城2階にある広間…
中に入れば、それはそれはこの城の外観からは考えられない位の賑やかな音楽が流れていたワケで。
「ユーリ!!来れたんだね」
ヒュンとユーリの前までワープし、嬉しそうな笑みを浮かべているのは銀髪、赤目で、青い服を纏った吸血鬼さん。
「あぁ、明日休みだから」
ユーリもニッコリと笑った。
その笑顔を見てアッシュが欲望と葛藤してるのは言うまでもなく(笑)
「ねねっ、ユーリ、おともだち??」
ユーリのズボンを引っ張ってエリューが尋ねた。
「そうか…エリューは初めてだったな。そうだよ。はい、ご挨拶」
「あいっ!!ボク、エリューいいます!!!」
「エリューちゃんだね。僕はヨアヒム……」
ヨアヒムは挨拶しようとしたが、エリューはむぅ〜っとむくれていた。
「どうしたの??」
「ボク、おとこのこ!!!」
エリューの密かなる主張。ちゃん付けが納得いかないようです。
「……ユーリ、この子エリュー君って言うよりエリューちゃんって言った方がしっくりくるのは僕だけ??」
「それよく言われる。リーヤもマティアスも、うまく言いくるめたと感心するよ」
苦笑するしかないユーリ。
「リーヤ君、エリューちゃんをどうやって言いくるめたんだろι同じ歳だよね??エリューちゃんと…」
「あぁ…後でアッシュに聞いた話だと、ストレートに『エリューちゃんっていったほうがあってるよ』って言ったらしい」
「そうなんだ…ιマティアスは??」
「さぁ…リーヤみたいに言いくるめたか…お菓子で吊ったかだな」
「…後者に一票…」
なんて話をしていると…
「あぁ!!!レオンおにぃちゃんだぁぁ」
エリューはパタパタと、金髪、青目の青年に駆け寄っていった。
駆け寄って行ったのはリーヤも同じな様で。
「相変わらず元気だな〜」
と笑顔で対応しているレオン。
「…ねぇ、レオンとエリューちゃんってはたから見たら兄弟みたいじゃない??同じ金髪青目…」
「う〜ん…確に」
ユーリさん、妙に納得です(笑)
「エリューちゃん達はレオンに任せて、僕達はあっちでお喋りしよ??」
「まぁレオンなら大丈夫か」
そう言いながら部屋の隅へ…
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