雑記帳

□死神さんとちびちゃん達
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「じゃ、つぎ、エリューちゃん、おにさんね」
「うん!!また10だね。い〜ち、に〜い……」
数えだしたエリュー。
「じゅう!!いくよぉ〜」
走り出したエリュー。
と…
エリューの前に、黒いカーテンが現れた。
「みっ!!!」
避けきれず思いっ切りぶつかるエリュー。
勢いあまってコケました(笑)
「エリューちゃん??」
エリューがコケたのが分かり、駆け寄ったリーヤ。
「だいじょぶ??」
「うゅ…なんで、おそとにカーテンあるんだろ…」
服についた土を払いながら起き上がるエリュー。
外にカーテンがあるはずが無いとツッコミ入れたいのが山々なリーヤ。
『あぁ、すみません大丈夫ですか??』
「ぅゅ…カーテンがおはなしした」
「エリューちゃ…ちがうよ…ι」
相変わらずボケとツッコミが良いコンビだと、感心する死神。
「ぅゅ…しにがみさんだ!!」
「こんにちは〜」
『エリュー様にリーヤ様、こんにちはでございます』
深くお辞儀する、吸血鬼の血に逆らえない体質な死の神様。
職業病です(笑)
「なにしてるの???」
「しにがみさん、ひとり???」
『…一人でお散歩中です』
「マティおにいちゃんとレオンおにいちゃんは、おるすばん???」
『…えぇ…まぁ……』
「マティおにいちゃんたちも、おさんぽ、すればいいのにね」
「ほやほやしてるのにね」
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