短編集

□いつかまた(前編)
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この世界に人間が把握出来てない生き物はどれだけいるのだろう。

いくら人間が我が物顔で世界を支配しても、彼らはきっと見つからないところでそっとその様子を見ているのだろう。

ある時はおとぎ話の主人公として、ある時は風の噂で、またある時は夢のなかで、人間は彼らを知る。

でも、どんなに科学技術が発達しようと、どんなに力を誇示しようと、人間は彼らを支配は出来ないのだ。







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