11/24の日記

20:07
案外シリアス。
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なんとなくヴァン騎士9巻を読み返したり。。。


そしたらオレ、なんか李土に同情してる。


似た境遇があるのかもしれない。


それはきっと、遠いけど近い些細なこと。



「当たり前が裏返った世界」に
彼は追い込まれていたんじゃないか、と。

ふとそう思った。


本当は樹里と一緒になれた。
立場上そうだった。
玖蘭の長男に生まれて
何一つ不自由なく育って
「一番愛してる人」と結ばれることが決まっていて。



そしたら/それ/が/裏返って/いた



白が黒に。
笑顔が涙に。
愛が―憎しみに。




悠達を殺めた事は許さない。
きっとオレは一生許さない。




でも、オレなら?




オレでも同じだったかもしれない。




一番大切な人が、一番近かった人が、


可愛がってきた、「オトウト」に奪われたら…?




オレも同じ罪を犯したかもしれない。


でもその「罪」はきっと計算違いだった。



李土の思い描いた世界に樹里は生きていたから。



だからきっと樹里が死んだことを
感覚で悟った時に彼はもう気づいていたはず。



「憎しみから愛は生まれない。」
「何故自分はこんなことをしているのだろう」と。



これはオレの想像でしかないけれど、
きっとそうじゃないか。と思う。


ぁ、オレって言ってるけどオレ女(ぶは)

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