大空の誓い

□同窓会クライシス
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「で?なんだよ朗報って」

「ちょっと待て。……あぁ、これだ」

内ポケットを探っていたリボーンが手紙を放って寄越した。

なになに?
並盛中二年同窓会?

「行っていいのか、リボーン!」

「獄寺と山本も連れてな。」

「でも、正直恭弥に会える以上の朗報とは思えないんだけど」

同窓会か恭弥かって聞かれたら、俺は迷わず恭弥を選択する。

「人の話は最後まで聞け。それに行くなら、獄寺と山本以外に2人幹部を連れてっていいぞ。ボディーガード代わりだ」

「マジか!!リボーンお前大好き!!」

とびつこうとしたら頭に手をやられて止められた。……腕長いなお前。


「来るな気持ち悪い。で、誰連れてくんだ」

「そんなの恭弥と……よし、骸にしよう。最近毎日いちゃついてムカつくから白蘭と引き剥がしてやる」

ニヤリと黒い笑み。マフィアの世界に入って10年。黒くでもならなきゃやってられない。



「よし、そうと決まったら召集をかけよう」

執務机の脇のマイクで呼び出すことにした。

「業務連絡、業務連絡!!至急恭弥と骸は集まって。あと、獄寺くんと山本いるなら来て」


いるなら、っていうか多分いるだろうけど10分もたったら全員が揃ってくれていた。
迅速な動きは鉄則だから。
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