大空の誓い

□プレゼントは……
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「君、可愛すぎ」


ムスッとしたように呟く雲雀に、綱吉は慌てる。

「か、可愛くなんて無いですよっ。


……恭弥さん、お誕生日おめでとうございます」


「誕生日って、こんなに嬉しいものなんだね。綱吉が祝ってくれるなら毎日が誕生日でも良いね」


そう言って、腕の中の綱吉の顔を上に向かせて、雲雀はその唇に優しくキスを落とした。


瞬間、ポンッという音が聞こえそうな位に綱吉の顔が真っ赤に染まる。


「恭弥さん……あの」


「どうしたの?」



「生まれてきてくれて、俺の前に現れてくれて、俺の恋人になってくれて。


ありがとうございました」


「どうして、そういう可愛いことを言うかな…。止めてよね。襲いたくなるでしょ」

「おおお、襲っ!?……そ、そうだ恭弥さんリボーンから手紙預かってるんですよ!」


追求から逃れるように、綱吉は雲雀に手紙を差し出した。

雲雀は内心舌打ちしつつも、手紙に目を通す。



そして、読み終わると顔をあげ微笑んだ。


「じゃあ、遠慮なく襲うよ」


「んなっ!?リボーンの手紙、何て書いてあったんですか!?」

あわてふためく綱吉に、雲雀は手紙をよこした。

急いで目を通していく綱吉。
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