日和部屋

□メインディッシュは…
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新しい町で宿を取った芭蕉と曽良は夕食を済ませて、早々と女中に食事を片付けさせて一息ついていた。


「美味しかったねぇ曽良くん」
「えぇ…」

嬉しそうに話す芭蕉に曽良は愛想もなく返した。

「これからもっと美味しいものが食べられますよ」
「ぇ、本当?甘いもの?」

目を輝かせる芭蕉とは裏腹に、獲物を見つめるような目をしている曽良はゆっくり立ち上がり部屋の照明を消した。

「曽良く…」
「では、いただきます」

女中に片付けさせた広い膳の上に、俯せの態勢にして上半身だけ乗せた芭蕉に後ろから覆い被さる。


「そ、曽良くん…っいきなりこんな…」
「すみません…自制がききません」

形だけの謝罪をして芭蕉の項に口付ける。

「ゃ…だってば…っ曽良くん…っ」

押さえ付けられて尚逃れようとする芭蕉の着物を捲って下着を剥ぎ取る。

「…っ////」
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