第一書庫

□君の傷は僕の傷
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「さすが恭弥だなぁ」

綱吉はクスッと笑って右手の人差し指を見る。
ポタポタと血液が出血している。

「舐めておけば治るよね」

「ダメツナだから治らねぇよ」

「!!」

気配も無く現れた世界最強で綱吉の最愛の恋人であり家庭教師のヒットマン、リボーン。流れる血液に顔をしかめる。

「……馬鹿だな」

「なっ…!?」

「怪我してんじゃねぇよ」

リボーンは綱吉に近付いて血の出ている指をそっと掴んだ。







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