創作

□ぐちゃぐちゃ
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「いいよー」
「え?」
あっさりと頷いてもらえるとは思わなかったから、咄嗟にマヌケな声が出る。
「ルーはね、ゴミを潰すのが仕事なのー。だからー潰すのはやめないよー」
それって止めてくれないじゃん。
じゃあ、何が“いい”んだ?
ルーが赤の中心から少し離れる。床を触って俺を見る。
そして、ニコリ。
「ばいばいー」
俺は意識とともに落ちた。






目が覚めると外は雨。
「……おえっ」
気持ち悪い、気持ち悪い。
鼻にやってくる匂いは血。大量で明らかに一人分ではなく数人分の。
立ち上がって見下ろす。
三人の男達が死んでいた。
俺は確かに死んでしまえとは思った。でも、コレはないだろう。
何だ。
俺が思ったからコイツらは死んだのか?
俺がゴミだと決め付けたから潰されたのか?
俺がやり返したかったから痛めつけられたのか?
俺が、おれが、おれが―――――――――――――――。
「うっ……うぇ、おぇっ」
ただひたすら俺は疑問を考え、口からはひたすら嗚咽が漏れた。














「ぐちゃー、べちゃー、びちゃー」
楽しそうに跳ねて。
「ぶちゅー」
面白そうに踏みつけて。
「おわりー」
まるで仕事が終わって嬉しいように。
「今度は誰がのぼってくるのかなー」
少女は始末人。
人にゴミと認められ、少女の上司である処刑人が選んだ人物をただ、跳ねて踏みつける。そして、一番最後にその人物をゴミと認めた相手に始末るすのを見せる事。


「此処は……?」
また一人、人はやって来る。
そして人は気付きたくなくても気付く。
「赤いとこー、いくー?」
知らないフリして人を誘う。
人は気付かない。

少女の小さな足の裏がたくさんの血に塗れている事を―――――――――――。






*****************
<あとがき>
うい・・・・・・駄文です。
初めてまともに書いたので下手な上にイミフで申し訳ない;アドバイスとか下さると嬉しいです!
あと誤字脱字あればお願いします;
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