短編小説

□また君に逢えたら
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俺の手にはいつの間にか一枚の紙が握られていて、シスネの字で小さくミッドガル住所が書かれていた。



俺はその場にたちすくみ天井を見上げた。これからというときに、一緒にいてほしい人が誰も側にいないなんて…。
結局、俺は何もできないままここにいるしかないんだ。1stという鎖も付けられてしまった。こうして何も出来ない内は英雄になんかなれないんだろうな。

ザックス。君だったどうしただろう?上の言葉を無視して自分の意思を貫いただろうか。それともハチャメチャなことを言ってシスネについて行っただろうか。今になってはもうわからない。
しかし、1つだけ言える。夢を抱き締めている。また君に逢う日はまでには、俺は英雄になってやる。

メールがきた。
1stとしての初任務だそうだ。

負けられない。
死ねない。

そう思い剣を背にかけ部屋をあとにした。

真実を知るまでは。







また君に逢えたら







(設定はイロイロあるけどまた今度ということで)

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