捧げ話
□Ｍａｒｒｙ ｍｅ！
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【君は僕の太陽だ！ずっと僕を照らし続けて欲しい！】
【えぇカイト、ずっと側にいるわ】
Ｍａｒｒｙ ｍｅ！
（結婚して！）
（はぁ〜何でこんなの見てるんだ、オレ・・・）
タケシとヒカリに誘われ、今話題となっている恋愛映画を見に来たサトシ。
スクリーンで繰り広げられる数々の恋愛シーンに、サトシはそうそうに興味を無くし惰眠をむさぼっていた。
しかし、クライマックスのプロポーズシーンで目が覚め、半眼で眺めていたのだが、やはりつまらない。
（早く終わんねぇかな〜）
目を潤ませながら見ているヒカリを横目で見つつ、サトシは一つ溜め息を吐いた。
「すっごく良かったね〜！特に最後のプロポーズシーン！私感動して泣いちゃった！」
上映も終わり、ポケモンセンターへ帰りながらヒカリが先ほど見た映画の感想を興奮気味に話している。
タケシも同意し、一緒に盛り上がっているが、まったくもって興味のなかったサトシはかやの外だ。
だが、ヒカリの次の言葉でサトシは反応を示した。
「女の子なら憧れよね〜あんなプロポーズ！」
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