企画話

□家族への挨拶
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家族への挨拶


ある青年が、トウカシティ・トウカジムの前で緊張した面持ちで立っていた。

青年の名はサトシ。
先日史上最年少で、ポケモンマスターの称号を得た青年だ。


彼は深く深呼吸すると、その足を前へ進める。

このジムの一人娘、ハルカとの結婚を、その家族に承認してもらうために・・・


ここで、サトシとハルカが結婚に至るまでの道筋を紹介しよう。

二人が出会ったのは、サトシがホウエン地方を訪れて、すぐのことだった。

ちょうどその日は、ハルカがトレーナーとして旅立つ日で、二人はミシロタウンのオダマキ博士の研究所で出会ったのだ。

まあ、その前にトラブルがあったのだが、それは省略させていただこう。

二人は共に旅することになり、途中にハルカの弟マサト、サトシの旅仲間であるタケシも加わり四人となった一行は、サトシのホウエンリーグ出場と、ハルカのグランドフェスティバル出場のため、ホウエン地方を旅した。

ホウエン地方の旅を終えても、彼らはカントーのバトルフロンティアを巡るサトシとカントーのグランドフェスティバルを目指すハルカと共に、カントー地方を旅した。

そんな長い付き合いだった四人だが、カントーの旅を終えると、またそれぞれで旅立っていった。

まあ、タケシはサトシとまた旅を始めたのだが・・・




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