まさむニャン 下書き

□まさむニャン2
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一瞬、時間が止まったのかと思った。

だってそうだろ!?初めて会ったような奴に「性処理の相手」って言われたんだぞ!!


「は?…………って、おいっ!?おまっ何して」

「溜まってんだろ?俺がヌいてやるっつってんだ」


こいつは上に乗ったまま、ズボンのチャックを下ろし、俺の息子さんを取り出す。

おいおい、冗談はよせよ!?俺はタチだ!!!つか、俺もしっかり元気になってんじゃねぇよ!!


「ちょっ、政宗!!やめろっ!!」

「恩返しって言ったろ、you see?」

「いやいや、そんな恩返しならいらな…っ、くっ」


いきなり舐められた。
それも猫耳がついた男に…

しかも、こいつフ〇ラうまいしっ…

政宗は俺のペ〇スを口で咥え、微妙に吸いながら顔を前後に動かす。

舌は俺の裏筋部分を丹念に舐め、俺を追い詰める。

やばっ、最近シてなかったから…


「はぁっ…ん、気持ちいい?零兎」

「ふっ、…まさむ、ねっ…でるっ…」

ビュクッ

俺はその言葉通り、政宗の口の中に欲を放った。

玄関に精液独特な青臭い匂いが広がる。

男にイかされるなんて、俺、もう死にたい…


「んっ…零兎の濃い…、最近シてなかった?」


今だに俺のペ〇スを掴んで、物欲しそうに見つめるこいつに嫌気が差してくる。


「なぁ、零兎…気持ち良っ…うわっ!?」

「……」


俺はこいつの襟を掴むと、外に投げドアを閉める。

もちろん鍵もかける。


「恩返しならいいから、帰ってくれ」


俺はそう言うと部屋に戻ろうと、足を運ぶ。


「やっ!零兎、俺下手だった?気持ち良くなかったか?!それなら俺謝るからっ…帰れなんて言わないでくれ!!」


ドアの向こうで、今にも泣きそうな声で言う政宗に、無意識に足を止めてしまう。


「……」

「零兎が嫌ってんなら二度としねぇからっ…、お願い」

「……」


俺ってこんなにお人好しだったけ…

さっきからドアの向こうから聞こえる声が可哀想で仕方ない…

はぁ、しょうがねぇ…


ガチャッ
「…政宗」

「っ、…零兎!!」


ドアを開けた途端に政宗はガバッと俺に抱き付いてくる。

どんだけ懐かれたんだか…








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