まさむニャン 下書き
□まさむニャン2
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「もう、帰れなんて言わないから離してくれないか」
「…OK」
先程の事がよほど嫌だったのか、政宗は素直に言う事をきく。
「ここにいてもいいが、その代わりその『性処理』っつう恩返しは変えろ」
いやね、やっぱココはちゃんとしとかなきゃでしょ
でなきゃ、俺が死んじまう
「じゃあ、俺は何をすればいいんだよ」
「そうだな…」
性処理以外の恩返しっても、猫王国に行くのは嫌だし、鶴の恩返しみたいに布を織る毛もこいつにはねぇし……
「家事してくれ」
色々考えたが最後にたどり着いたのは、家事という答えだった。
「家事?」
「あぁ、掃除、洗濯、食事はお前に任せる。これでいいだろ」
「いいけど…」
一番妥当な答えだと思っていたが、何やら政宗は腑に落ちないようだ。
「いいけど、どうした?」
「Ah〜、俺猫だったから料理とか作れないぜ?」
可愛いよ!ネコ宗様!!
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