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□実は純粋?
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今日も万事屋は1つも依頼が入らず、ダラダラと過ごす銀時と神楽。一人で掃除をしている新八はそんな2人にため息をつきながら言った


「ちょっと二人とも!!仕事が無いからって、だらけてばかりいたら体がなまっちゃいますよ?」


さ、2人とも一緒に掃除をしま…そう言いかけている新八の横をズカズカと神楽は通り過ぎる


「新八ィ。掃除はお前に任せたアル!わたしは散歩言ってくるネ。」


それを見ていた銀時は机の上に乗せていた足を下ろすと頭をボリボリかきながら言った

「オイ神楽何処行くんだよ。あんまり遠くに行くんじゃねえぞ。あと知らないおじさんに声かけられてもついてくんじゃねえからな」


「分かってるアル。そんなワタシ安い女じゃないネ。」


「仕方ないなあ。神楽ちゃん夕ご飯までには帰ってくるんだよ?」


「言われなくても晩御飯にチコクするようなドジはしないネ。」


ニシシッと笑顔を2人に向けると愛用の番傘を持って出かけていった。



ーーーーーーーー。

「なあ新八ぃ」


「何ですか銀さん」


「俺もちょっくら出てくるわ」


「まったく…本当にあんたは過保護ですね。神楽ちゃんなら1人でも大丈夫ですよ。まあ、今日は仕事もないしいいですよ。」


ちょっと白い目で見てくる新八に、そんなんじゃねぇよ。と言いながら銀時も外へと出る事にした。


*********


「ふう〜やっぱり外は気持ちアル」



何処へ行こうかと江戸中を歩き回ってみたが、何処も騒がしく、人気がない橋の下で休憩を取ることにした。


チャポン…



「気持ちいアル。」


流れる川に足をつけると冷たい水に温まった体がちょっと涼しくなった気がした。


「何してんでィ。」


急に背後からした声に振り返るとそこには綺麗な栗色の髪の毛をした少年、サドスティック星の王子事、沖田総悟がこちらに向かって歩いてくる。


「何の用ネ。わたしの安らぎの時間を邪魔すんなヨ。」


「たまたま橋を通ったら下に怪しいピンク頭がいたもんでねィ。警察として一様取り調べでさァ。」


「お前しばかれたいアルか?税金泥棒何てお呼びでないアル。ガキはサッサとママの何処に帰るヨロシ。」


この糞警察…むかつくアル!イライラするネ。


「まあいいじゃねぇかィ」

そう言うと綺麗な栗色の髪をサラリと揺らし、隣に座ってきた。


「なっ何気安く隣に座るアルか!!きもいアル!!」


手に持っていた番傘を相手に向かって振り回してみたが簡単によけられてしまった。


「今日旦那はどうしたんでィ。」


「お前には関係ないアル。ワタシだって1人になりたい時くらいアルネ。お前のせいで台無しアル!」


「へぇ〜。」


コイツさっきからコイツ何がしたいアルか。


「何ダヨ。」


「じゃあ今日はあの番犬はいねぇーて事か。」


ポツリとアイツが何かを言ったが声が小さすぎて良く聞こえなかった。だけど怪しい笑みを浮かべたのだけはわかった


「キモっ!!何アルカお前!!キモすぎてサメ裸立ってきたアル!!お前の相手なんかしてられないネ。」


バッとその場を立って、じゃあなサド野郎!と言いながら帰ろうとした時、


グイッ


「痛ッ……!!」


手首を急に掴まれ引き寄せられてしまった。


「離せヨ…!!サド菌が移るアル!!」


「サメ裸じゃなくて鳥肌だろィ…?」

沖田は細い腕を力ずよく掴む。目の前の小さな少女が逃げないように、距離を縮めようとした。


「っつ………!!」


顔近いアル……!!


何を考えているかわからない男から逃げようと必死に手を振り払うがびくともしない。その間にも距離はみるみる縮まり2人の距離は数センチ。


「………やっ…!」




ばしゃ〜ん!!!



あまりの近さに驚き、暴れると足がふらついて川に落ちてしまった。



「ぷっ!何してんでィ」


笑いながらコチラを見下ろす男。馬鹿にしたように見つめられる


「……何するアルかお前!!!本当キモいアル!!」



ずぶ濡れになり川に尻餅をつきながら沖田を睨みつける。


「キモくて悪かったねぃ。俺はただテメェの髪の毛にゴミが付いてたんで、取ってやろうと思っただけでぃ。……まあ期待させたみたいだねィ。」


顔を赤くさせる小さな少女を見るとまた怪しく笑う。



「き、期待何か…!!」


思った以上の反応に沖田は楽しくてしょうがない。強く否定はするが、白い顔を赤く染める姿が可愛くて仕方なかった。好きな子は虐めたくなるとゆうのはこうゆう事なのか…



「いつまで浸かってんだよ。風邪引くぜぃ。」


再び少女の手を掴み引き上げようとした時…


ばしゃ〜ん!!!!!



「なっ何しやがんでぃ!!」

「ふんっ!お前の手何か借りるほどワタシは馬鹿じゃないネ」


差し伸べてきた沖田の腕を力いっぱい引っ張り神楽は川へ引っ張りこんだのだ。向き合った2人はびしょびしょになってしまった。


「この糞アマァ…人がせっかく引き上げてやろうとして…」


起き上がり、喋ってる途中ふと彼女の方に目を向けると…彼女の顔は自分の目の前。綺麗な青い瞳があと数センチ


「…………!!!」


ばしゃ〜ん。


総悟は再び尻餅をついて川に浸かってしまった。


「ぶははははっ!お前の髪に糞がついてたから取ってやろうとしただけネ!!ダッサ!!!!!」


先ほどのお返しとばかりに笑っやると、バシャバシャと岸に上がり、まだ座りこんでいる男を見下ろすと


「期待させて悪かったアルなあ〜??」


勝ち誇ったように腕を組み見下すように見下ろした時



「オイ神楽ァー!!何川遊びなんかしてんだよっ!!」


遠くから少女を呼ぶ声がした。


「銀ちゃん!!!!」


少女は濡れたチャイナドレスを絞ると、くるりと背を向けると凄い速さで駆け出していってしまった。



その姿を見つめ





「………ちっ。」





自分の膝に頭をつける。




顔が暑い…。






浸かった体をおこすと少女の赤くなった顔を思い出す。そして自分も彼女のふいの行動で顔を染めてしまったのが悔しいかった






「…………土方のクソヤローには見せれねぇ顔だな。」



沖田は両手で頭をガシガシかきながら呟いた。






END



―――――――
すいません;意味がわからない分になってしまいました…もっと勉強しなくては…(;_;)

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