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□お疲れ様でした
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(なっなっなっなっ//!?)
鼻と鼻が触れ合った時、土方は耐えきれず、掴んでいた神楽の肩をより強く掴むと…
「ヌォォォオオ!!!!!」
フワッ
「と…し?」
ドコオオオオオン!!!
「………痛ぁ…何するアルゥ!!」
「す、すまん///!!そんなに吹っ飛ぶとは…」
ガラガラ…
「只今帰りやしたァ〜。何でぃ盛り上がってると思ったのにいったいどうしたんでさァ」
そこに入ってきたのは、巡回から帰ってきた沖田総吾だった。
「総吾っ!!!!!!!逃げろ!!」
「はあ?なんでぃ土方バカヤ……何で万屋屋のチャイナが…」
沖田は自分の足元に倒れる少女に目を向ける。
「総……吾」
「……は。」
聞き慣れないセリフに沖田は神楽の顔を覗き込んだ。
「そ…ご」
「な…っ何でぃ……アホチャイナお前酒飲んだのかよ」
柔らかい神楽のほっぺたを掴んでみる。
「総吾!!!!いいから逃げ…」
土方が全てを言い終わる前に恐れていた事が
「だから何でぃ土方…」
ちゅっ
「!?」
神楽は沖田に唇を重ねた
「ぷぁっ…そうごぉ…しゅきアルゥゥ」
小さな体をすりよせて両手を沖田の肩に回す。
「……………。」
「…チッ。オイ総吾…大…丈夫か?」
沖田は無言のまま神楽の体を持ち上げた。
「……?どうした総吾。」
「…と言う訳なんで、俺先に部屋戻りまさァ。あ、土方さん誰も部屋に近づかせんじゃねーぞ」
くるりと向きを変えると神楽を抱いたまま部屋を出ようとした。
「ちょい待てええええ;;!!!お前ソイツ連れて行って何する気だコラァ;;!!!」
「何って……気持ちが通じあった男女がする事なんて一つしか…」
「わわわわわかった;;!!それ以上言うな!!!ダメだ!!!ソイツは置いてけ!!!!!万屋屋に殺されんゾ;;」
「いくら保護者でも2人の愛を引き裂くような下水なまねする権利なんて旦那にはないでさァ」
「オイオイ総一郎君よぉ。ウチの可愛い娘に何しようとしてるのかなあ?銀さん許さないよお?」
「万屋屋っ;!!!」
「旦那ぁ。コイツは俺が好きだって言ってんでさァ。」
「神楽は今酔っぱらっちゃってんの!!!今は誰でもいいの!!!それにコイツの初体験は銀さんが…」
「テメェ;;!!!何どさくさに紛れてとんでもねぇ事言ってんだよっ;;!!」
「あ〜?マヨ臭いんだよ君。さ、神楽ちゃんこっちおいでぇ」
銀時は神楽の腕を掴んだ。
バシッ!!!!
「…あれ?神楽ちゃあん;;?」
「嫌アル。ワタシ総吾がしゅきネ。銀ちゃんマダオアル。」
そう言うと沖田にキツく抱きつく。
「神楽ちゃんんん!?何言ってるの;;;!!!!いいから早くこっちに…」
バシッッ!!
「痛っ!!何すんの沖田くうんん!?」
「コイツが選んだ道でさァ。負け犬が。」
「そうごぉぉしゅきアル」
「おう、じゃあ2人っきりになりてぇよなあ?」
「うんっ!!!」
―パタン―
「…う。嘘だああああああ!!!!!!!!!」
ガクリと膝をつき倒れるる銀時。
「嘘だと思いてぇのはコッチだったく。」
アグラをかきコップにお酒をつぎながら土方は言った
「テメェもやっぱり神楽の事!!!!!!」
「…まあ飲めや。」
「………………。」
もう一つコップを取りお酒をつぐと銀時に渡した。
「…なぁ土方君。」
「何だ」
「嘘だと言って」
「………………もうその話すんな。」
―――――――
「チャイナぁ〜起きろぉぃ…………」
「んん…」
「…………オイ」
「ZZZ…。」
「はぁ………生き地獄でぃ………………」
ちゅ
無防備に目の前で眠りにつく少女のおでこにキスを落とした。
1時間後、酔いが覚めた神楽に半殺しにされる事は
まだ誰も知らない。
END