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□蟲さんvs彼女
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「また蟲さんと戯れてる・・・・」
私の彼氏は蟲使い。
＊蟲さんvs彼女＊
告白したのは私の方。
彼とは同じ班で。
ずっと前から思ってた。
だから、告白をオッケーされた時は嬉しくて嬉しくて。
柄でもなく叫んだりして。
でも、仲間として一緒にいたときは気づかなかった。
気にも留めていなかった。
蟲さん。
知らなかったよ。
蟲さんも、彼の事が好きだったなんて。
知らなかったよ。
蟲さんが女の子だったなんて。
だから。
ライバルは蟲さん。
でもなんでだろう。
全っ然、勝てる気がしない・・・・・
「シノく〜ん！」
「やぁ、ヒナタ。ほら蟲さんも挨拶して。」
「・・・・・（フン）」
「蟲さん？」
「・・・（お前になんて、負けないし）」
蟲さんの無視。
なんか蟲さん、怖いし。
でも、蟲さんに認められなきゃ。将来結婚だってするんだろうし、一緒に住まなきゃいけないんだもんね。
うん。だから、がんばろう・・・・
「蟲さ〜ん！あっ、ついでにシノく〜ん！」
「やぁ・・・（最近俺はついでになっている・・・）」
「・・・・（シノに似合う女はこの私さ。フン）」
今日も頑張るヒナタ様なのであった。
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