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□あなたが好き
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"好きよ?


あなたのことが。"


ねぇ、それは僕に言っているの?

それとも彼(アイツ)に・・・?


*あなたが好き*


あれから1ヶ月が経った。
入ってきた情報はサクラが居なくなったということだけ。
僕は信じられなくてサクラの行きそうな場所を手当たり次第探したけど見つからなかった。
まぁ、最初から僕なんかに見つけられるはずないってわかってたけど。
僕が見つけられるならとっくに捜索班が見つけているはずだ。


サスケに着いていったのだろうか。
極秘任務の事は暗部の人から聞いた。
まさか、と思った。
でも何故かそんな気はしなかった。
サクラはサスケに着いていったのではない。
ただ僕がそう思いたかっただけなのかな?



そしたまた時は過ぎ・・・


二週間後。



僕は神社に居た。

特に思い出も無ければ、なにかのゆかりの場所でもない。
でもどうしてだろ。
無性に神社に行きたくなって。
気づいた時には神社に向かって走っていた。


「何年ぶりかな・・・」


その前に来たことあったっけ?


「あ・・・・・・」


思い出した。

ここは僕とナルトとサクラで一度だけ来たことがあった。

確かあの時サクラ、

「ここ落ち着くのよね。修行に疲れた時はいつもここで休むの。あ、誰にも言わないでよね?ここは私たち三人だけの秘密の場所にすりんだから。」

って言ってた。

それから一度も来たことはなかったけど。


「サクラッ!!」


もしかしたら・・・
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