gift
□love school wars
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恋は戦争だっ!!!!
そして・・・・・
学校も戦争だっ!!!!
*love school wars*
「"恋愛戦争"なんて言うけど、あんたんとこは絶対平和よね。」
お昼のパンを食べながらいのがいう。
「そう?サスケ君はモテモテだし、、モテモテだし?」
「まぁ、モテモテを二回言いたくなる気持ちはわかるわ。でも、サスケ君があんたを手離すわけないでしょ?」
「・・・そ、そうかなぁ?」
「当たり前じゃない!だって見てみなさいよ。私、女なのにあんな睨みつけてくんのよ?」
いのの目線の先には、物凄い形相をしたサスケが。
「ま、愛されてるってことね〜羨ましいわ」
いのにも彼氏はいるのだが、彼女の彼氏はなんといってもめんどくさがりで有名な奈良シカマルである。
「シカマルはほら、嫉妬とかもしないし?」
「え〜絶対内心は嫉妬してるって!言葉にしないだけだよ!」
いのが教室の隅っこで机でねているシカマルに目をやる。
「・・・まぁ、そうだったらうれしいわね」
呆れ声でいのは言った。
「サクラ、帰るぞ」
ホームルームが終わった瞬間にサスケがサクラの席にきてそう言った。
「う、うん!!」
これは毎度の事で、周りにいるやつら(女も含む)にサスケが見せつけるためにやっている。
サクラは鈍感だから気づいてないが、周りからみれば完全なる"バカップル"である。
「ったく、本当にバカップルなんだから。」
「何だよ、羨ましいってか?」
「そんなんじゃないわよ!!!」
いのが帰って行く親友を見ながらシカマルにエルボーをする。
「いって!!!でもサスケの野郎、外では腕組むなとか行ってんのに学校では見せつけるよな〜」
「そ、そうね。ま、でもその方がサクラに変な虫つかなくていいんじゃない?」
「変な蟲なんてこの世にいないよ・・・いの」
「シ、シノ!!!」
蟲ネタになると必ず現れるシノであった・・・
「サスケ君、クリスマスイヴ空いてる・・・?」
帰り道。
サクラはサスケに控えめに聞いた。
つきあう前までは色々な事でこっぴどく断られてきたのだ。
"空いてる"と帰ってきても、"じゃあ一緒に・・・"まで言うと"断る"と言われる。
今ではバカップルとして有名だが、つきあう前まではサクラがサスケをずっと追いかけ続けていたのだ。
「あぁ。空いてる。」
また断わられるかな?
サクラはそう思いながらも、
「じゃあ、一緒に・・・」
サクラがそこまで言うと、
「当たり前だろ」
「え・・・?」
「もうつきあう前の俺とは違うからな。イヴは俺ん家に泊まれ」
サスケは顔を赤らめながらそう言うと、サクラの手を握って歩き出した。
「あ〜あ、見せつけられちゃったね!」
「まったくだな。そういう事は外ではなく中で・・・」
「青春フルパワーですっ!!!」
「テンテン、コイツは置いて帰ろう」
「そうね。あ、ネジはイヴ空いてるわよね?」
「当たり前だろう?」
「ネジ大好きっ!!」
「青春っ!!今から修行にいってきま・・・あれ?誰もいませんね・・・」
リーはなるべく気にせずにガイの元へと青春フルパワーで走って向かった。
〜クリスマスイヴ当日〜
「サクラ、あんた今日サスケ君ん家行くんだって?」
「・・・なんで知ってるの?いの」
「だってねぇ?ヒナタ?」
「う、うん。ナルト君たちが叫んでたよ・・・」
「ナルト!?いの、ヒナタ。行ってくる」
「まぁせいぜい頑張りなさいよ〜」
「頑張ってね・・・」
サクラは噂の根元を断ちに向かった。
「ナルト・・・」
「サクラぢぁん!!!俺に会いにわざわざ来てくれたんだってば?」
「今日の事、なんで皆知ってるのかしら?」
「だ、だってサスケが・・・」
「言い訳は聞きたくないわ」
「本当だってばよ・・・」
「だから!言い訳は聞きたくないって言ってんでしょ!!しゃーんなろー!!!」
「あ〜あ。ナルト、可哀想ね。」
「完全に被害者だもんな。アイツ」
「サスケも本当にずりーよな!!なぁ、ヒナタ?」
「そ、そうだね。キバ君・・・」
「あ、シカマル、あんた今日どうすんのよ?」
「どうせ親父達でパーティーやんだろ。めんどくせぇ」
「そうよね〜。あんた絶対うちのお父さんにつかまるもんね」
「めんどくせぇから、帰んのやめるか?」
「は?」
「チョウジにはわりぃが、ばっくれるか。」
「良いわね、それ。あ、ヒナタ達はどうするの?」
「キ、キバ君・・・うち、来る?」
「いいのか!!もちろん行くぜ!」
「あんた達もバカップルね。」
「ま、アイツ等に勝てるバカップルはいねぇと思うがな。」
「「「「確かに・・・」」」」
「ックシュン!!誰か俺の噂でもしてんのか?あ、サクラ!」
「サスケ君!!!今、ナルトをやっつけてきたのよ。」
「そうか・・・サクラ」
「ん?」
サスケはサクラを抱きしめるとこういった。
「サクラ、愛してる。それから・・・
Merry Christmas」
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