TIGER & BUNNY
□素直な気持ち
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「・・あのさ、
俺、お前の事好きなんだ、付き合ってくれ」
「・・ぇ///」
「ぁ、返事は
急がなくていいから
じゃあな^^;!」
「・・・うそ、」
-素直な気持ち-
「ユメダ。ユメダ。
コレハユメナンダ。」
「ちょ、何言ってんの
ブルーローズ、あんた怖いわよ?;」
「コレハユメヨネ?」
「はぁ?なんだか知らないけど
これは現実よ」
「・・・ゲンジツ?」
「そう、ゲンジツ!」
「・・・っ、
うぇぇぇえんっ!!」
「え!?
なになに?ちょっとどうしたのブルーローズ!?」
「ぅぇぇん、
たぃがぁ、っうぅうっにぃ〜っ」
「え?タイガー?
彼がどうしたの??」
「たいがぁに、ぃ〜
告られたぁ、ぅええぇん」
「えええええ!!?」
カリーナがまともに話せるようになるまで
10分が経過
「少しは落ち着いた?」
「・・ぅん、ごめんっ」
「それで、タイガーに
告られたって、本当なの?」
「本当、、、なのかなっ!?」
「ぃゃ、私が聞いてるのよ;
それで、なんて言われたの?」
「・・好きだから、
付き合ってくれって・・
やっぱりこれは夢なんだ、、ぐすん」
「あら、タイガーも素直になったのね
一応言っとくけどこれは現実よ?」
「・・素直になった?」
「ぇえ、
あんた達両思いなのに
お互い素直じゃないから
アタシ見ててもどかしかったのよ〜」
「え!?り、両思い、って
いつから!?」
「そ〜ねん、
あんたがタイガー好きになって
すぐにタイガーもあんたのこと
気にしてたわ♪」
「・・ぅ、そ、
だ、だってタイガー私の事
子供扱いするし、それにっ」
「あんただって
タイガーに冷たくしたりするでしょ?」
「・・っ、そ、それは、」
「お互い素直になれなくて
かまってほしいだけなのよん
どっちも子供ってわけね♪」
「・・っ///」
「それで、返事はどうしたの?」
「・・タイガー、返事は急がなくていいって
走って行っちゃった」
「あら、意外と度胸ないわねあの男
ほら、早く行ってきなさいよ」
「え?」
「うふふ、返事なんてとっくに
決まってるでしょ?」
「・・うんっ///
ありがとう!ネイサン!」
駆け出したカリーナの背中を見て
にやけるファイヤーエンブレム
「やっと、ハッピーエンドね」
−−−−−−−−−
「タイガーっ!」
「・・っ!ブルーローズ、」
「・・あ、あの、
話があるんだけど///」
「・・僕はお邪魔ですね、
それでは、また」
「お、おう、じゃなバニーちゃん」
パタッ
二人だけの空間に
緊張した空気が漂う
「・・あ、あのさ、
ブルーローズ、返事は
そんなに急がなくても^^;」
「ううん、今言いたいの」
「・・っ、
あ、あのさ、俺お前と凄い年離れてて
おじさんだけど、
そのー、お前を好きな気持ちは
誰にも負けないし、それに世界一幸せにして
やりたいし、その、っ!」
ギュッ
「・・嬉しい・・っ///」
「・・ぇ、あれ?
ブルーローズ??」
「高校卒業したら
結婚してよね、ぅうっ
私だって、タイガーの事、
虎徹さんの事、幸せにするし
楓ちゃんのお母さんになれるように
頑張るからっ・・ぅう」
「・・・カリーナ///
ありがとう。絶対幸せにするから」
それから数日後、
「・・ってことがあったんだけどさー
・・・ユメ?これってユメ?」
「あんたら、2人揃ってうざい|||」