TIGER & BUNNY

□毒に犯されて
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雨の音

卑猥な水音

荒い息遣い





静かな部屋ではそれらだけが
存在する



「・・・っ、はっはっ、っは」

「ゃ、・・っんん・・ぁ、んん!」



男女は同時に身体を震わせ
脱力した












「・・えりか、
愛してる」

虎徹は背を向けた女を
静かに引き寄せそう言った



要らない、
私には愛なんて要らないのよ
だからそんなこと言わないで


「・・えりか?」

「なに?」

虎徹は振り向いたえりかに
深い深いキスをした


「ん、」

離れた2人の唇からは
銀色の糸がきらりと光る



「・・そんな顔すんなよ、
ぐちゃぐちゃにしたくなる」

「・・イケナイヒーローね」

「・・えりか、
縛っていい?」

「・・好きにして」

きかないでよ、そんなこと
どーせあなたには抵抗できないの

「ん、」
視界が真っ黒になり
腕がきつく縛り上げられる

開脚した中心部を
ぬるりとした長いモノが
激しく上下する

「ん、・・っ、ぁっ・・」

もっと、
もっと激しく


グッと下半身を持ち上げられ
硬くてゴツゴツした熱いものが
私のナカに入ってくる

しばらくは焦らすように
先だけで私を擽り

一気に全部押し込まれる

「っ・・は、ん」

肌のぶつかり合う音が激しさを増し
快楽だけが支配する時間






私はあなたの事愛していないけど



「もっと、
虎徹さん、・・・

もっとグチャグチャに、壊してっ」




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