インディゴの夜

□INDIGO・2
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「で・・・・よ!」

「う・・な!」

「ばー・・・ろ!!」




話し声・・・?

あれ?・・・今日は何かあったっけ・・?
いつも朝起きたら、家に私一人なのに・・・

いや、違う。

昨日は親に売られて・・男に襲われそうになって、走って・・壁に寄りかかって・・



『寝たんだ!!!!』



ガバッ!!!と起き上がると目の前にはアフロ頭やめがね、双子、マッシュルームなどと変な人たちがいた。



「あ、起きた!」

「店長ー!起きましたよー!」


なんだ・・?また親父から私を買った人たち・・・・?


『私のこと買ったんですか!?』


近くにいた小さくて可愛い美少年という言葉が似合う男に聞いた。




「へ?オマエを買う?なんだー?あ・・・オマエ売春か!?」


『誰が好きでそんなことするか!!!!!』
「じっ、じゃあなんでそんな、自分を買ったかなんてきくんだよ・・」

『そういう・・接し方は・・買ってない・・・ね』


「やっと起きたの?」


男ばかりだった声の中に女の人の声が混ざった。

螺旋階段からコツコツ・・と降りてきた。










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