浪速物語

□OP
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「今回のテニミュもよかったねーっ!!w」

『うんうん、やっぱテニミュはさいっこう!!!』

「次は…いつだっけ?」

『明後日!!もう、ちゃんと覚えといてよ亜稀ー…』

「ごめんごめん笑 でも夏公演だけでもう3回目だよ?覚えられないし;」

『たるんどるっ!!愛が足りんわっっ!!!!』



そんな話をしながらの帰り道。

今日は友達の亜稀とテニミュを見に行ってきました!!

亜稀の言う通り、今回で夏公演だけでもう3回参戦してますw

次は明後日!楽しみっすわwww



あ、忘れてた。

日永李緒、リブイン東京の大学生っす☆

テニプリ、テニミュが生まれたときからずっと愛し続ける女の子♪

好きなものはテニプリ、テニミュ。

そして四天宝寺!!!!!!

四天は良すぎる!!!

なにがいいって全部いい!!←

ついでに言うと昔からトリップを信じつづける痛いk((((

…なんか自分で言ってて悲しくなってきたorz

でもいつかできると信じてるよ!!!

信じ続けてやるぜ!!!!



そんなこんなで分かれ道(ぇ



「じゃあ、あたしはこっちだからw」

『うん、また明日ねー』

「明日は授業さぼるなよー?大変なのはあたしなんだから」

『えーわかんな「さぼんなよ?(黒笑」』

『了解です隊長☆』



亜稀はうんうん、とうなづくと私に手を振ってから歩いて行った。

…今更だけど亜稀はテニプリだと幸村とか不二とか魔王がつく部類にはいる。

うん、そーいう子なのさ…

決して私がMなわけじゃない。

自分で言うのもなんだけど私もどっちかって言ったら黒のほう……のはず←

でも亜稀はそのさらに上を行く。



玄関の鍵を開けて家に入ると私はその辺に服を脱ぎ散らかして楽な服に着替えた。



"よっすゞ"



あ、ちなみに私はもちろん1人暮らし。



"あれ、聞こえてないんか…?"



で、そのままベッドにだーいぶwwwww



"おっかしーな……"



都会って歩くだけで疲れるんだよね…

つかさっきからなんかうざい←



"あれ、聞こえてる?聞こえてますよね?"



あー?うざいっす。

なんてことを思いながら夢の中へ旅立つのでした。












"ってちょっとぉおおぉぉっ!!?寝られると困るんだけど!!?ねえちょ『うぜーんだよねれねーだろーが!!!!!』"



なんなんだよお前!!!!

人が寝ようとしてんのにさっきからべらべらべらべらっ!!

こっちは疲れてんだよちったー寝かせろ!!!



"………酷くないか…(グスン"

『…スー…Zzz』

"Σ…って早っ!!?寝るの早っ!!!?え、無視っすか!?"

『…ぅっせ…』

"ちょっと!!?起きてもらわなきゃ困るんですけど!!!!"

『黙れ…Zzz』

"寝言で会話続くってすげーなおい"

『…つかあんた誰だよどこにいんの?』



もう我慢できない

しょうがないから話し相手になってやることにした。



"なんだ起きてるじゃないか〜☆『早くしろよ』すいません"



早く寝てーんだよ。



『で、誰』

"次元取締役会長代理w"

『…どこにいんの?』



寝たままきょろきょろするが人影はどこにもない。

や、でもあったら怖いわ。



"そこじゃないよー。そこじゃないどこかだから捜してもむ・だw"

『悪いけど私忙しいから。妄想語るなら他行け』

"寝るだけだろ!?しかも妄想じゃねーよ!あんたに頼みがあんの!!"

『3文字以内で言え。』

"それ無理ありますよね"

『人間やればできるb』

"いやme人間じゃないしw"

『…は?』

"だから次元取締役会長代理だって。日永李緒、君には永遠の旅にでてもらう。"












今思うと、この出会いが私の生活をがらりと変えたきっかけだった。



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