短編
□綱吉の誕生日
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今日は綱吉の誕生日。
誕生日プレゼントなんてなにあげたらいいのかわからない。
「…ねぇ。何か欲しいものある？」
本人に聞いてみるのが一番でしょ。
ということで綱吉の家に行った。
「え。欲しいもの…ですか……？」
「うん」
うーん、と頭をかかえて必死に考える綱吉が可愛い。
「ボスにならない権利…」
真面目な顔して綱吉が呟く。
「……」
…ちょっと無理かな……。
赤ん坊がいるからね………。
「あ！ありました！！」
「え？なに？？」
僕にできることだったらいいなぁ…
「……ずっと雲雀さんの傍にいられる権利がほしいです。」
ん？
綱吉今すごい可愛いこと言わなかった！！？
「ダメ、ですか？」
可愛い。
「…馬鹿…いいに決まってるでしょ……」
「雲雀さん……」
そうしてしばらくみつめあって深い深いキスをした。
「君に僕をあげる。」
「俺も雲雀さんにあげます！」
覚悟しておいてよ。
今日は寝かさないからね。
煽る君が悪いんだよ？
…そして二人はベッドに埋もれた。
end
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