短編

□とにかく尻尾は振らない事!!
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三週間後……

「にゃぁぁぁあ!!!」

どんがらがっしゃーん。
アニメや漫画でしか見ることのない効果音。

そのような音が屋敷内を飛び交っていた。

「………綱吉」


耳に響く、声。

主人の声を聞いた猫は耳をパタパタさせた。


「恭、弥?きょうや!!」
「あのカップは何?」
「がらがらぱりーんです」
「………」

綱吉はあの雨の中鳴いていた子猫だ。
どう育て方を間違ったんだか……

綱吉は色気と可愛さ(…と間抜けさ)をまして背は155cmちょっとくらいになった美猫(?)に。

今となっては只でさえ可愛い子に猫耳と尻尾がはえてエロさ200%増した感じでダブルパンチ。

それでいてドジっ子………!!

綱吉が!!
ぼくのかわいいつなよしたんがぁぁあ!!

「にうーー…お皿ぱりーんは駄目ですかぁ」
「うん、駄目」






「じゃあ教えてください」


「………先生って呼ぶのならいいよ。」

「にゃー…、せんせー!」

うつぶせですり寄ってきて尻尾を揺らしてゴロゴロとのどを鳴らす。
うつぶせって!!
尻尾が!!!
綱吉の可愛いお尻が!!!!

「っ、…授業を始めようか」


「にっ!せんせー!」



………猫に欲情したっていいよね?
だってこんなに可愛いんだもの。



end


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