10/09の日記

22:04
ああ、そうか
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何も連絡していませんでしたが、7日から今日まで二泊三日のキャンプに出かけていましたー。
体力的には疲れたけれど、本当に楽しかった!ずっと前から期待してた甲斐がありました。
台風の直撃と日にちが重なっていたので、行く前はどうなるのかとヒヤヒヤしてたんですが…特に何事もなく、無事に予定どおりのキャンプを過ごすことができました。
受験に向けても、良い気分転換になったなぁと思います。^^


ただ、ひとつだけ少し思ったことがありまして。


キャンプの二日目の夜、キャンプファイヤーの後に、参加者全員が輪になって一人ずつ自分の想うことを正直に打ち明けていく…という時間があるのですが。
その時、自分は
「2月にもキャンプがありますが、今年は受験生なので参加は難しいと思ってます。だから、一応今回が最後のつもりで来ました。本当に楽しかったです」
ということを伝えたんです。
その後、参加者全員で握手をし合うという時間で
「○○ちゃん、もう最後なんだね。悲しいな」
「2月のキャンプでも会いたかった」
と、自分もよく知ってる先生方から声をかけてもらえたんです。

次の日の最終日、参加者の一人一人にメッセージカードを書くという時間でも
1年生の時からずっと知っている、付き合いの長くて気心の知れた先生から
「○○ちゃん、本当に3年間ありがとう。ボランティアの時から楽しかったよ」
という手紙を貰えて。

「まだ卒業まで半年もあるのに、気が早いよ」って、笑うことが出来なかった。いつもみたいにからかう事ができなかった。
本当に、ああ、そうか。もうすぐでこの大切な人達ともお別れなんだ。あと半年で、卒業したらもう会えなくなるんだ。
1年生の時からずっと暮らしてきた、大切な場所も人も。
同じところに通っている人とは、まだしばらく会えます。でも違うところに居る人には、特別な行事の時くらいにしか会えません。
2月のキャンプに行かなければ、きっとこれが最後。
まだ半年もあるのに、そう実感した瞬間に涙が止まらなくなりました。

最後の参加を楽しむつもりだったのに、家に帰った後、気付いたら母に「2月のキャンプにも行きたい」と伝えていました。
もちろん、2月は入試の真っ最中です。勉強は絶対にしていなければいけない時期だし、もしかしたら試験の日とキャンプの予定日が重なってる、という可能性だって否めません。
それでも、行きたい。試験と重なってさえいなければ。あの人達とまた楽しい時間を過ごせるなら。

「それまでにひとつでも学校が決まっているに越した事はないけど、本気で行きたいなら努力しなさい」と母に言われました。
不思議ですね。今まであんなに後ろ向きに考えていた受験勉強への努力が、急に輝いたように見えました。
無謀だとはわかっています。けれど仕方がなかった。
きっと私は、あの優しい空間で過ごした時間が長すぎたんです。別れるには、勇気が要りすぎて。

一昨年や去年は、大切な友達との別れが寂しかった。
けれど今年には、自分が離れなくてはいけないんです。毎日通ったあの建物と、見守ってくれた先生と。
友達とは連絡を取り合っていけば、きっとまた会える。けれど先生方は、忙しい時間を私達のわがままで割いてもらうわけにはいきません。


頑張ります。
大好きな人達に、また会うために。

 

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