02/13の日記

18:37
「二次創作」と私的好み
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はてさて、続いて二次創作についてなのですが、
自分を冷静に見てみれば、あまり偉そうなことは言えません(笑)


というか、二次創作はあくまで「二次」作品ですので
本編に対し、それがあり得ないことだと理解した上で、自分の思うようにキャラクターの関係を構成していくものなので
何がどうなろうと、それは当人の自由と言ってしまえばそれまでなんですよ。

各サイト様で、ここはこういったものを扱っているという注意書きもしていますしね。


それでもまぁ、批判が多い大きな要因としては

@キャラ崩れ
A本編の流れに背く解釈や、本編への否定
B「パラレル設定」という突出
C公式への影響

あたりでしょうか。


個人的には、純粋に本編をファンとして楽しむ視点と、二次創作的な目で見る視点は完全に別のものと考えるのが妥当だと思っています。
それによって応援するCPが違ってもいいだろうと。


Aについては、ナルサクをゴリ押しする私に言う資格はありませんね、すみません(^q^)

でも、主人公×メインヒロインの恋の成就を願うのは、純粋に本編を愛するファンとしての想いというか、当然のことであると自分では思っているんですが…。
「俺はサクラ派!」「いやヒナタだろ!」みたいなノーマルな論争ですよ…ね……?

基本的には、自分の望むBL的展開を本編に求めるなという意味のAです。はい。



Bについては、前回のFと同じような解釈になりますが、


「このキャラ達でパラレルにする理由がない作品」が、あまり好きではないというか…。


例えば、もう完璧に世界観や設定が固まっていて、利用されているのは各キャラの容姿や口調だけ、という作品なら
そのストーリーそのままで、オリジナル作品を作ってしまえばいいんじゃ…?とは思います。

パラレルって言ったって、もうそれこのキャラ達じゃないじゃん!別人じゃん!みたいな。
ある程度、本編の設定やキャラの関係性を織り込んでいる(家族構成とか)ものなら、面白いなぁと思いますが。



あとは多分、一般のファンには一番嫌悪される…というか、やられてしまうとむしろこちら側が引くCですね。


二次創作の存在は世間的にもかなりオープンですし、企業的にも大きなマーケットであるというものわかるんですが、
公式グッズやアニメで二次創作CPまがいのものを出されちゃうと…私的には引いてしまいます(´`;)

あと、本編がやたらサービス旺盛であったり。まぁ、これは過敏に反応するファンの嗅覚が問題といえばそうですけどね。






その他には……、通常のBL作品の話に戻りますが、やっぱりゲームはあまり好きじゃない……かなぁ。

いや、これは完璧に個人的な好みの話になるんですけど。


元々、デジタルよりアナログの風合いが好きな人間なので、画面を延々と見続けるのも辛いですし、
ほとんどの作品がPCゲームだと思うので、環境的にもやりづらいというか…。


後は、昔から「お互いにこの人しかいない」という運命的な二人の恋というか、
多少ひねくれていても「この形しかない」といった関係性が好きなので、
多数の攻略キャラそれぞれと個別に恋愛するゲームに、そもそも肌が合わないんですよ(^^;)


絶対的メインである相手がいて、他のキャラが「もしこの人とじゃなかったら」というifストーリーのような扱いだったら、まだいいんですが。


あとは、お互いの想いが通じるまでを描いた作品より、付き合ってからの関係を描いた作品で、
なおかつ何気ない日常を描いた作品が好きです。「何も起こらないことの素晴らしさ」を感じたい。
行為としての進展でなく、気持ちの進展を感じる作品が見たいなぁ。



まぁ、そういった作品が少ないからこそ、自分が作りたいという気持ちがあるのですが。
世間的に求められる「BL」とのイメージの違いがね、どう出るかどうか…。
でも、共感してくれる人は少なくないはず、と思っています。どうか、信じていたい。







とまぁ、色々と好き勝手に語ってきましたが、どうでしたでしょうか。
なんだか最近やけにフラストレーションが溜まっていたので、こうして吐きだすことができてとても満足です(笑)

好みは人ぞれぞれ、とわかってはいますが、現状を見ていたらどうも違うような気がしてしまって。


少しでも賛同してくださるという方がいてくれましたら幸いです(^^)



ではでは、また何かありましたら、この場にてお会いしましょう!

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17:04
「BL」ではなく「同性愛」と表記したい
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定期的に、何かについてガーッと語りたくなる時期がくるんですが、
近頃、世間的に見られる「BL」とそれを好む「腐女子」について
以前にも増して、自分の抱いているものとのギャップを感じ得ない心境になってきたので
ここらで一度ぶちまけてしまおう、というページです。



おそらく、世間大半の人が求めている「BL」についての否定的な想いをバーッと吐きだすことになると思いますので
そういった意見を見たくない、という方にはページを戻って頂いた方が良いと思います。

逆に、少しでも共感できるよという方は今すぐお友達になりたい勢いです(←)


自分の言いたいことを好きなように言っているだけですので、読みにくかったり何を言ってるのかわからなかったりすると思いますが、ご容赦ください。


それでは、以下より始めます!

 ↓









まず、自分でこんなサイト開いておいて何を言っているんだ、みたいな感じなんですが、
とりあえず、二次創作のBLについては一度ここに置いておいて、世間的な「BL作品」について話させて下さい。


元々、私がBLを見始めたのは二次創作が始まりだったので、一般的なBL小説・漫画・ゲーム等についてはまったく興味がなかったんです。
それは今も同じで、漫画も読んだことはありますし、何冊か持ってはいますが、シリーズや作家ごとに収集したり、グッズを買ったりするほどにのめり込むことは無く、
話題の作品を調べたりすることもありません。(まぁそれはBLに限らず、全ての作品にも当てはまりますが)


なぜそこまで興味を引かれないかというと、「BL」を謳っている作品の中のほとんどに、どうしても「軽さ」を感じてしまうからです。


BLに限らずGLも含めてですが、
@「同性愛」というテーマに対して、描く姿勢が軽すぎる と思うんです。


なぜ同性愛作品に魅了される人がここまで多いかを考えると、世間的に許されないことである背徳感や、自分は他の人とは違うという劣等感、
それによって、相手や自分の気持ちをを素直に受け入れることのできない心の葛藤を軸として考えるのが自然だと思います。
同性同士だからこそ、描くことのできる愛やお互いを想う気持ちこそが醍醐味であると。


つまり、そこには「障害」があり、それをどう超えるかが作品の肝であるはず。
なのに、その障害が弱い、あまつさえほとんど無い状態である作品が圧倒的に多い。


A不自然なほど普通に「恋」をしている


相手が積極的なキャラクターの場合、当たり前のように大勢の前で想いを伝えたりキスをしたり、
むしろ否定的な主人公に対して「どうして駄目なのか?」といった姿勢で迫る。

自分の気持ちに正直に生きている、と言えば設定上の聞こえはいいですが、冷静に考えれば不自然だと思います。
もし自分自身が、友達や身近な同性に恋をしてしまったら、絶対にそれを本人に伝えることはないと思うし、
その上、何も気にせず周囲に広める、という行動は絶対におかしい。相手のことを大切に思っているのなら、尚更。


そしてなおかつ


B一組の同性カップルが居たら、周囲にも居る


主人公とその相手がカップルの場合、その友人だったり兄弟だったりが、根こそぎ同性カップルであると。なにその環境。
仮にそういった環境こそが影響している、と理由づけてみても、むしろ嫌悪するのが普通の反応ですよね。自分だけは違うと思いたいというか。



後は、世間的に一番批判されている要素ではありますが、

C行為に走るのが早すぎるし、自然すぎる


男性同士だから、という言葉だけでは解決できないくらい違和感がある。
基本、お互いの気持ちを確認し合えたら即、というタイミングが多いですしね。

それこそ異性カップル以上にためらうべき場面であるのに、当たり前のように行っているうえ、
なおかつ、当人たち(特に攻め側が)が当然のようにやり方を熟知しているし、
受け入れる側も、場の雰囲気というだけでは物理的・感情的に説明がつかないはず。


そもそも、男性が男性に対して「やりたい」と思うプロセスが女性に対するものと同じという反応が既におかしい。
ものすごい面食いの男性がいたとして、美しい男性を見て当然のように「抱きたい」と思うかどうか。


もちろん、恋人同士の愛を描くのに、そういったシーンは必要不可欠であると思いますし、
やっている事自体がおかしいと言うつもりはまったくありません。


ただ、どうしてもほとんどのBL作品に通じる部分として


Dメインは行為のシーンで、それ以外はそこに向けての前座


という考え方が抜けないのは事実だと思います。
どの作品にも必ず用意されているものであり、「一番の見どころ」として扱われている。
売れる・人気になるのもほぼ、そういったシーンを強調した作品ですしね。


まぁ人間ですから、生理的にそういう描写にこそ好奇心を駆られる、というのも当然なんですけどね。
「それありき」で作品を見るのはどうかなと。正直、その部分については、各作品ほとんど「やることは同じ」わけですから。

異性同士の少女漫画を思い出してみれば、そこに重きを置くのが不自然なのもわかると思います。
そこまでのプロセスこそがメインであると。


それと、まぁその流れに準じて当たり前になりつつある

E初めは愛がなくてもOK、という考え方


行為を見せることを優先しているせいで、とりあえずまずやらせてしまおうと。
愛が生まれるのは後からでいいと、まぁそんな感じですね。


BLゲームでいうと、一人は必ず居るタイプのキャラクターですよね。
無理やりであったり監禁だったり、特に刺激の多い描写があるパート担当というか。


こういった関係性はよくあるシチュエーションですが、これも疑問だらけ。
敵側が主人公を捕虜として捕らえたとして、拷問するならまだしも、なぜ凌辱する選択になるのか。
元々男色を好む人であるという設定があるならまだしもですが、大抵そういう目に合うのは主人公だけですからね。不幸すぎるだろ。
そして、そんな扱いから恋が生まれることも、通常の倫理観で考えればあり得ない展開のはずです。恨んで復讐するのが普通。



あとは、そもそも…という総合的な意見になりますが


F男同士の恋愛として描く理由がない作品


確かに良い話である、と感じても「なんでBLにする必要があったんだ?」と思ってしまうもの。
正直、これが大半です。


まったく同じストーリーで、男女の恋愛として描いたほうがより自然で、リアルなものになるんじゃないかと感じてしまう。
ただ「恋愛しているのが男性同士であればいい」という短絡的な作品が、あまりに多すぎる。

世間や男性から批判される大きな点が、そこだと思うんです。

自分たちの欲を優先し過ぎて、本末転倒してしまっているのが現況です。








予想外に長くなって参りました。
引き続き、次は二次創作やその他について語ります!
 

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