復活小説
□放課後の恋色
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【並盛中だけでなく黒曜中やヴァリアー、ミルフィオーレたちも並盛中に居る設定です;
大丈夫大丈夫、おっけおっけー、の方のみお読みくださいませ!^^】
「――あっ、教室に忘れ物しちゃった!」
苦笑しながらもかばんの中を漁り気づいた少女は優佳。
「にゅ〜、また忘れ物?早く取りに行ってよね!」
頬をぷくっ、と膨らませながら言う少女はブルーベル。
久しぶりに優佳と一緒に帰るのが嬉しかったのか"早く早く〜"と言う。
「ごめん、ちょっと待ってくれるかな?」
苦笑しながらもパタパタ、と廊下を走り自分の教室を目指した。
やっと目的地に着きガラガラ、とドアを静かにあけた――。
この後、まさか"あの人"が居るとは思ってもいなかった――…。
そして"あの人"に振り回される日々が続くことになるだなんて――…。
夕日のオレンジ色に染っている教室。
1つだけ人影があったのを気づきそれをたどってみると――、
黒ツナこと"沢田綱吉"が居た―――…。