復活小説
□王子の可愛い姫。
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「ゲ、それだけは勘弁…。」
ちぇー、と舌打ちするとしぶしぶ任務の準備しに自分の部屋に戻ったベル。
「じゃあ任務終えたら案内してくれますよねー?」
にっこり、と微笑むフラン。
優佳は、苦笑しながらも、
「まぁ、任務終わったら、ね。」
と言った。
「楽しみにしてますー。」
そう言うと優佳の部屋を出て行ったフラン。
「はぁ、毎日こんなんで慣れたけど、やっぱ疲れるなぁ…。」
ため息混じりで言ったけど、
でも、こういうのはやはり楽しい。
……ちょっと控えめにしてほしいんだけどね、王子?
さ、任務行かなきゃ。