復活小説
□珍しい朝
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「―――…zzZ」
その時、
「優佳ーっ、起きなさーいっ!!」
と声がしてきたのかあたしはガバッ、と起き上がり、
時計を見るも時間は余裕があった。
「何よ!時間あるじゃん!もちょっとは寝かせろ!!」
「何ゆうてんのっ!!あんた待ち合わせしてるでしょっ!
早く行きなさい!」
…………ハイ?
いやいや、約束してないし!誰と!?
寝ようとするがまた怒鳴ってくるだろうから、
せっせと制服に着替え降りた。
トントントン…、と音を立てながら階段から降りる。
「もうー…誰が来てるってゆーのy……っ、
What!?」
「やぁ、おはよう。(ニコッ」
ななな何でおまはんが――!!??
「なっ、なな…なんでおんねん!?」
「――居ちゃ悪い?それに何で、
関西弁?」
「突っ込むな!というか…約束してないよね?」
昨日の帰りを思い出してみたが約束した覚えはない。
「うん、してないよ。俺が
押しかけた★」
★とかウゼェェェェ――!!!
勝手に押しかけんなよおおお!!
「あっ、ご飯出来てるから早くお食べ!
ツナ君もどうかしら?」
おい、何その差別。言葉柔らかくね?
「あ、いいんですか?頂きます。(ニッコリ」
これは…天使ツナだ。
説明しよう!
天使ツナとは――、
ダメダメツナだがニコニコと笑っていて優しい子。
もちろん、反対もある――。
悪魔ツナの場合は――。
ドス黒いオーラを出しまくっていて
言葉も毒舌になる。とにかく黒い。
今は天使ツナスイッチオン!――だそうです。
「何その解説。いらないでしょ」
心読むな!読まんといてくださいマジで。
「仕方ないよ、自然に聞こえたんだから。(ニコッ★」
む、ムカつく――!!