▼School Life..

□04
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「ふぁ〜、やっと終わった!」




んー、と背伸びをする麻央。





「ったく、のん気なやつ。」





隣でツナが呟いたが気にしない。





「じゃ、帰ろうかな…。」




帰る準備をすると、隣でツナが呆れた声が飛んできた。




「どこに行くんだよ?まさか、家じゃねぇだろうな?」




「家に決まってんじゃん?家以外に帰るところなんて無いけど。」




そこでツナが盛大なため息をつきながら――、





「……はぁ。馬鹿だねお前。
















寮に入るんだよ。




と呟いた。






……はい?寮?





「Σえええ!?ちょっと待て、聞いて無いよ!?」




「だろうね。」




腕を組みながら呆れた表情を浮かべるツナ。





麻央は質問しようと話しかけようとしたが、












「麻央チャン!HR終わったら校長室に直行だってさ♪綱吉君もね。」




と白蘭の言葉によってかき消された。




「分かったよ。」




「また校長室へ?」





きょとん、とする麻央に、





「後で分かるからね〜♪さ、HR始めるよっ♪」




と言うと壇上に立ちながら生徒たちに話しかける白蘭。




麻央は何だろう、と思いながら首を捻ってみせる。





HRが終わるとツナと共に教室を出て行き、校長室へと直行した。




*****************************




コンコンッ、とドアをノックをする麻央。



「どうぞ。」



声が飛んできたのか、静かにドアを開ける麻央。




「「失礼します。」」



Σうわぉ、ツナ君礼儀がいい!!



「煩いよ。」




ぼそ、と小声で呟くツナ。




「いらっしゃい、桐原君、綱吉君。」




今朝と変わらない笑みを浮かべる校長。




「用件といっても、桐原君には言ってなかったようだね。



君の父が言ってたのかと思ったんだがね…。




ここの生徒、教師みんなは、















寮生活をするんじゃよ。




と言い放った。
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