▼School Life..
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「あっ、いけめそで思い出したんですが、
風さんって教頭先生に似てますよね?」
「いけめそで思い出すって…。
て言うか、お前風先生と会ったの?」
「うん!爆発的にいけめそでした!」
ツナの問いに、ハキハキと答える麻央。
「オレに感想言われても…。」
「ハハッ、オレも思うぜ。今も似てるが、10年前の方が似てるぜ!」
「えっ、10年前の風さん!?」
「違うから、雲雀教頭のだから。」
誤解を受けた麻央に突っ込むツナ。
「教頭の!?見たいです!」
「ちょっと待ってろ…、あったぜ!」
ディーノは懐から手帳を出し、写真を取り見せた。
「ここが恭弥…雲雀教頭な。」
「わっかー!ってか瓜二つ並みにそっくりィィ!?」
「それって、いつの写真?雲雀教頭の入学式の時ですか?」
「なっ、似てるだろ?そうだぜツナ。雲雀教頭も元はここ出身だぜ。
と言うか、ここの教師はほとんどここ出身だぜ。」
「そーなの!?他の学校に行こうとか思わなかったの?」
「あーオレは、結構ここ気に入ってたからな。
他の人は知らないが、たぶん似たり寄ったりだと思うぜ。」
麻央の問いに、爽やかな笑みで答えるディーノ。