▼School Life..

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「お前らが、麻央を襲ったんだな?」


ツナたちは麻央を襲った3人組を捕まえ、尋問していた。


「くっ…だったら何だよ!」


「肯定したな。よってお前らを連れて行く。」


「フッ…、さっさと殺ればいいものを…。」


激昂する剣の男に、ため息をつくボスらしき者。


「そうはいかない。拘束して…どうしよっかなー。尋問?監禁?」


超化が解いたツナは、笑顔でとんでもないことを言い出した。


「な、何なのこいつ!」


「十代目になんてことを!」


気持ち悪がる女に、睨みつける獄寺。


「まぁまぁ、獄寺!とりあえず連れて行くのな。」


縄で縛られた3人組を、ボンゴレ高校へと向かうツナたち。


*****************************


――ラウンジにて。


「全員集まったか?コラ!」


「あぁ。学校に行ってる先生、白蘭以外は全員いる。」


コロネロの問いにディーノが答える。


「それで、何の用だ?」


「そうだな…。時間がねぇから簡単に話すぜ、コラ!」


コロネロは、白蘭からの説明を、全て話した。


「何てことだ…、麻央が…。」


「んまぁっ…!酷いわぁん!麻央ちゃんは大丈夫なのぉ!?」


「肉体的には大丈夫だが、精神的には不安定だな…。」


それぞれが言葉を発し、コロネロが問いに答えた。


「それは仕方ないでしょうね…。それでどうするんです?」


「白蘭のヤツが、日本極道高校の先生と話し合いしたい、だと。」


「…ふぅ。とりあえず、白蘭を待つしかありませんね。」


ラウンジはいつもの明るい雰囲気ではなく、沈んだ雰囲気がまとっていた。
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