東方真陽空

□幻想世界の夜
1ページ/12ページ

「うぅ……ここは…?」

目を開けると、天井が見える。
俺は…無事なのか?
徐々に今ここで寝ていた前に起こってきたことを思い出してきた…
たしか事故にあって、目の前で…

「…!父さ…!!」

起き上がろうとするが、何故か右手が激痛に教われ動けない。
寝ている体勢のまま、右腕の方を見ると、包帯が巻かれており、さらに。

「………誰だ…この子…」

右腕に黒髪の男の子が抱きついているのだ。
寝ている様子だったため、起こさないように右腕をその子から救出させてから、軽く叩いてみた。
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ