兎の詩
□消失。
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失くした。
余りにも痛い消失。
僕の心に現れたのは、大きな『穴』なんかじゃなくてただ純粋な、
“絶望”
僕を支えていた物が脆く儚かった事を知り、
それでも僕は僕として生きなくては不可ないのだと思わされてしまう。
そんな僕に、
僕の心の中に、
やはり最期に残るのは、
“絶望”
なのでしょうか?
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