お嬢様は探偵さん 壱

□お嬢様は探偵さん
1ページ/7ページ










翌日、刹那は何時も通り学校にきた。





香がいなくなった事を夢だと思いながら。





しかし学校に着くなり、心配そうに駆け寄ってきて、言葉を掛けてくれる女の子達を見て、香がいなくなった事を実感する。





夢じゃないんだ...。





そして刹那は胸を押さえ、荒い呼吸を繰り返し、倒れた。





周りの女の子達が何かを言っているが、耳に入らない。





そして刹那の意識は途切れた。







****







瞳を開けば清潔感漂う天井が見えた。







消毒液特有の臭いで病院だと自覚するのに数秒掛かった。






自分はどれぐらい眠っていたのだろうか。













.
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ