お嬢様は探偵さん 壱
□お嬢様は探偵さん
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翌日、自然と目が覚めた。
まだ太陽が顔を出さない明け方。
刹那はゆっくりとカーテンを開け、外を見る。
白んでいた空に赤みが帯びる。
太陽が顔を出し始めた。
『綺麗...。』
自然と口を付いた言葉に自分でも驚く。
ねぇ、香見てる?
この綺麗な夜明けを、香と一緒に見たかった。
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