お嬢様は探偵さん 壱

□お嬢様は探偵さん
1ページ/8ページ











翌日、自然と目が覚めた。





まだ太陽が顔を出さない明け方。





刹那はゆっくりとカーテンを開け、外を見る。





白んでいた空に赤みが帯びる。





太陽が顔を出し始めた。





『綺麗...。』





自然と口を付いた言葉に自分でも驚く。






ねぇ、香見てる?





この綺麗な夜明けを、香と一緒に見たかった。












.
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ