お嬢様は探偵さん 壱
□お嬢様は探偵さん
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刹那は香がいなくなって心寂しく思っていた。
香のいない学校なんて、香のいない世界なんて...
耐えられない...。
僕様ちゃんは香がいないと寂しくて淋しくて死んじゃいそう。
ふと瞳を閉じれば脳裏に浮かぶ光景...。
三週間程前に香の家に行った時の記憶が消えない。
持ち主を失ったあの家は僕様ちゃんが買い取った。
床のカーペットにこびり付いた血液。
その量は致死量を越えている。
DNA検索で本人のものだとされた。
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