お嬢様は探偵さん 壱
□お嬢様は探偵さん
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翌日....。
朝靴箱を開けば思った通り、何かが入っていた。
上履きは消えていて、変わりに入っていたのは生ゴミ。
『うわぁ...。』
その声はひいているワケではなく、寧ろ感嘆を含んでいた。
僕様ちゃん、この学校に転校してきて初めてプレゼント貰ったよ...。
白百合学園のときは花束とか手紙とかアクセサリーとか色々入っていたからなんだか懐かしいや。
クスクスと後ろから聞こえる笑い声。
チラリと目を移せば、知らない女の子。
うちのクラスじゃ無いみたい。
お礼ちゃんとしなくちゃね...。
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