お嬢様は探偵さん 壱

□お嬢様は探偵さん
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「いいえ!!私こそが香様に相応しいわよ!!」





君、婚約者いたよね?





「私こそが一番ですわ!!」






俺に選択権ないの?






「ご冗談はおよしになって!」





お前がなっ☆






「ならばここは公平に水無月様に誰を恋人にしたいか、決めて貰いましょう!!よろしくて?」





えーっ!?





僕様ちゃんが決めるの〜っ!?





「いいですわ!!」





「よろしくてよっ!」
「水無月様が決めるなら文句はないわ!」





勝手に決めるなーっ!!






女の子達の意見は一致した。






「では、水無月様!!」





「水無月様は誰を選ばれるの?」






みんなして刹那に詰め寄る。






ここは取り敢えず...、






逃げる!!














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