お嬢様は探偵さん 壱
□お嬢様は探偵さん
3ページ/9ページ
「いいえ!!私こそが香様に相応しいわよ!!」
君、婚約者いたよね?
「私こそが一番ですわ!!」
俺に選択権ないの?
「ご冗談はおよしになって!」
お前がなっ☆
「ならばここは公平に水無月様に誰を恋人にしたいか、決めて貰いましょう!!よろしくて?」
えーっ!?
僕様ちゃんが決めるの〜っ!?
「いいですわ!!」
「よろしくてよっ!」
「水無月様が決めるなら文句はないわ!」
勝手に決めるなーっ!!
女の子達の意見は一致した。
「では、水無月様!!」
「水無月様は誰を選ばれるの?」
みんなして刹那に詰め寄る。
ここは取り敢えず...、
逃げる!!
.