お嬢様は探偵さん 壱

□お嬢様は探偵さん
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彼女は...香は死んだ...。






刹那は瞳を開き、ふと空を見上げる。






雲一つない快晴。






皮肉にも刹那の心とは全く逆。






香は空が好きだったよね。






僕様ちゃんの髪の色と同じだって笑って...。





ねぇ、香?






君は幸せだった?






少なくとも僕様ちゃんは香一緒に入れて幸せだったよ?






空色の少女は消えてしまった少女を想い、涙を流した。












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