お嬢様は探偵さん 壱
□お嬢様は探偵さん
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校長室に行くには、誰かに聞くしかない。
その為には職員室に行って、校長室の場所を聞かなければならない。
職員室は先程通り過ぎてしまった為、また戻らなければならない。
全くめんどくさい。
刹那は考え事をしている為、後ろに人がいるのに気付かない。
｢なぁ、お前何でこんなところに突っ立ってんだってばよ？｣
急に背後から聞こえた声に刹那は悲鳴を上げる。
『うきゃぁっ！？』
｢うぉっ！？｣
叫ばれた本人も急に悲鳴を上げられたので驚く。
刹那は振り返ると謝罪の言葉を口にした。
『あ、えと、ごめんなさい...。』
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